世界に名だたるカイハラ社の国産デニム(KAIHARA DENIM)で作られた本格的なセルビッジデニムが、憧れの赤耳のデニムが、安く(税抜3,990円)買えて、しかも、コスパ・クオリティーが高いとの評判・口コミも多い、ユニクロの「ストレッチセルビッジスリムフィットジーンズ」。いわゆるユニクロのセルビッジデニム。
購入前に、ユニクロ・セルビッジデニムの素材・スタイル・履き心地などの全体の特徴や詳細、評判についてはユニクロのホームページやほかのブログでリサーチしてよくわかったのですが、どうしてもわからず気になったのが経年変化・・・
「色落ちするの?」
「アタリやヒゲ、ハチノスってちゃんと出るの?」
「経年変化ってどんな感じ?」
という点でした。
というのも、購入当時(2018年12月)に「ユニクロ」「セルビッチ」「色落ち」「経年変化」などのワードでググってみたのですが、
・「色落ちしない」「色落ちする」という真逆の評価・口コミ・ブログ記事があった。
・「色落ちする」というクチコミやブログ記事の対象のモデルは旧生地のものだった。
(旧生地:綿100% ⇔ 現行生地:綿98%・ポリウレタン2%)
で、「一体どうなの???」「色落ちするの?しないの?」と心配になったのです。
この記事では、私が実際に2018年12月に購入して現在(2020年4月)までの1年4ヶ月の間使用・着用した体験談・実録として、現行(2018年以降)のユニクロのセルビッジデニムの色落ち・経年変化についてご紹介します。
ご購入の判断材料やご参考になれば嬉しいです。
(ユニクロの広告サイトではありません!)
目次
実録・体験!ユニクロ・セルビッジデニムの経年変化は?
ユニクロのセルビッジデニムを実際に1年4ヶ月着てみた経年変化は・・・
- 色落ち、します!
- アタリ・ヒゲ・ハチノス等の変化も、出ます!
- ちゃんと経年変化があります!
- ただし、時間と根気が必要です!
それでは早速、着用や洗濯の頻度などの使用状況・使用条件と、実際の画像(写真)で、ユニクロのセルビッジデニムの経年変化をご紹介します。
購入時期、着用・洗濯の頻度などの使用状況・使用条件
今回は、品番(色も形も)全く同じ、購入時期もほぼ同じ(1週間程の違い)、サイズだけが1サイズ違う2本のユニクロ・セルビッジデニムで比較をしています。
というのも、実は・・・洗いや防縮(縮み防止)等の加工がされていない糊のついたままの生デニム(リジットデニム)は、最初の洗濯(ファーストウォッシュ)でかなり縮むと聞いていたので、通常はいているサイズよりワンサイズ(1インチ=2.54cm)大きい32インチを購入したのですが、いざ、ファーストウォッシュ(糊を落とすためのお湯洗いと乾燥)をしてみるとほぼ縮みはなく、若干のオーバーサイズ感を感じていました。が、一週間ほど後に運良くユニクロの年末セールがあったので、(1,000円安く)ジャストサイズの31インチを購入したのでした。
よって、同じ時期に購入した同じ品番(まったく同じ商品のサイズ違い)で、ファーストウォッシュをしただけでほぼ着用していない(未使用)の1本と、着用・洗濯を続けた(使用中)の1本の、1年4ヶ月後の姿の比較になっています。
それぞれの比較対象の使用状況・条件はこちら↓
比較対象 | 「ほぼ未使用」 (32インチ) |
「使用中」 (31インチ) |
購入時期 | 2018年12月 | |
ファーストウォッシュ | お湯につけ置き + 石鹸で手洗い + 脱水 + 陰干し | |
着用期間 | 1週間 | 1年4ヶ月(64週間) |
着用頻度 | 約2回限り | 週2回程度 |
着用後の洗濯頻度 | 1回限り | 2週間に1回程度 (合計32回程度) |
洗濯方法 | - | ・蛍光剤無配合洗剤 ・標準コース(脱水含) ・裏を向けて陰干し |
では、比較画像をどうぞ・・・
経年変化・違いがわかる比較画像(写真)
画像(写真)の中の、濃い方が「ほぼ未使用」のもの、薄い方が「使用中」のものになります。
正面
正面のチャックの端やサイドにアタリ、色落ちが出てきています。
全面ポケット(腰骨)あたりにはヒゲらしきものもうっすらと。
おしり
黒と濃紺と見間違えそうですが、両方とも元は全く同じ色、Navy(濃紺)です。
全体の色落ちの程度・加減、サイドのアタリがわかるかと思います。
ひざ裏と裾
何とかハチノスらしきものを確認できますが、実物では本当にうっすらです。
捩れ(ねじれ)はなく、裾のアタリはほぼ出ていないですね。
着てみた感じ
【まえ】
左が「使用中」の31インチ。右が「ほぼ未使用」の32インチ。ほぼ縮みはありません。
ご参考までにサイズ感について。
左の「使用中」31インチは、ジャストフィットで綺麗なラインが出る印象です。シャープ、スリムなスタイル、コンバースやニューバランスなどのスニーカーに合わせやすいイメージでしょうか。
一方、右の「ほぼ未使用」32インチは、少し余裕があってゆったりとしたスタイルで、例えば、アメカジ系、ダナーやレッドウィングのブーツ等に合わせやすいイメージでしょうか。
【うしろ】
上の正面の写真と同じく、左が「使用中」の31インチ。右が「ほぼ未使用」の32インチ。
左の「使用中」31インチの写真のひざ裏あたりにハチノスらしきものが見えますが、実際には着ていることによるシワで、スレや色落ちによるハチノスは、現時点ではまだうっすらとしか出ていないです。
右の「ほぼ未使用」32インチは、穿いていないので、当然、色落ち・アタリ・ハチノス・ヒゲ等の経年変化は見られません。
このうしろ(おしり)側の写真でみると、黒っぽい深いインディゴブルー・濃紺が、少し青みがかった紺色に色落ちが進んでいるのがおわかりになるかと思います。
リーバイス501の生デニム(リジットデニム)との比較画像(写真)
2018年末に、このユニクロのセルビッジデニムを買った約一年後の昨年末(2019年11月)にも、同じ生デニム(リジットデニム)を購入して、同時並行で育てています。それが、アメリカ現行版のリーバイス501オリジナル(リーバイス501-0000、シュリンクトゥーフィット)です。日本でも7,000円前後で販売されていますので、リーバイス501の大衆版と言えるでしょうか(それでも、ユニクロのジーンズと比較すると倍近くの値段ですが)。
そのリーバイス501オリジナルの、約5ヶ月間の経年変化の写真がこちら(↓)
リーバイス501オリジナルの5ヶ月間の経年変化
左の写真が、2019年11月に購入し新品・未洗いの状態のもので、右の写真が、現在(2020年4月)まで約5ヶ月の間、着用・洗濯を繰り返している状態のものです。画質が良くないため、写真ではわかりにくいですが、実際には結構色落ちが進んで黒っぽい濃紺から青っぽく変化してきています。
せっかくなので、この、約5ヶ月間着用したリーバイス501オリジナルと、ユニクロ・セルビッジデニムの「ほぼ未使用」、1年4ヶ月「使用中」の3種類のデニムの経年変化の比較もご紹介しておきたいと思います。
リーバイス501とユニクロセルビッジデニムの経年変化の比較
一番手前の青っぽいものが5ヶ月使用中のリーバイス5010000オリジナル、真ん中が1年4ヶ月使用中のユニクロのセルビッジデニム、一番奥のものがほぼ未使用のユニクロセルビッジデニムです。(三つ並べた写真を見た瞬間、初代ガンダム・ドムの黒い三連星、ジェットストリームアタックを思い出しました・・・わかります?)
ユニクロ・セルビッジデニムを使ったコーデ
ユニクロのセルビッジデニムをつかったコーディネートを一点ご紹介します。
Barbour(バブアー)のBeaufort(ビューフォート)、Danner(ダナー)のDanner Light(ダナーライト)と合わせてみました。万人受けしそうな冬の定番・鉄板コーデかなと思っています。中はTシャツ1枚とPatagonia(パタゴニア)のパフォーマンスベターセーターフーディーだけなのですが、中はパタゴニアの高機能フリースで保温され、外はバブアーのオイルドジャケットで防風・防雨・防寒されているので、機能的で真冬でもとても暖かく、かつ、なによりオシャレかなと(笑)。
バブアーについては、バブアー愛を綴った記事(↓)を買いてみましたので、ご興味ありましたら是非ご一読いただけたら嬉しいです!
まとめ
ユニクロ・セルビッジデニムを1年4ヶ月間はいた経年変化の感想・結論
いかがだったでしょうか?
ユニクロのセルビッジデニムを実際に1年4ヶ月間はいて感じた経年変化についての感想・結論は・・・
- 間違いなく、時間と共に経年変化が表れ、セルビッジデニム・生デニム(リジットデニム)の良さ・楽しさを味わえる!
- 染色がしっかりしている(=色を長持ちさせる目的)、綿100%ではない(=丈夫に作る目的)、などの理由から、色落ち・ハチノス・ヒゲ・アタリ等がはっきり出てくるには、穿き込みや洗濯を重ねていく時間と根気が必要!
経年変化に絞って書いてきましたが、飽きのこない定番・綺麗な形・シルエットのため色々なスタイルにも合わせやすく、これから先2年3年と長い時間をかけて、このデニムの成長を楽しんでいきたいと思います!
ユニクロのセルビッジデニム、良いですよ!おすすめです!
リーバイス501(LEVIS501)の高いヤツや、リゾルト(Resolute)のデニムも欲しいんですけどね(笑)
天下の世界のユニクロ様へ、ユニクロ愛を込めて期待と要望を
ユニクロのセルビッジデニム、気に入ってます。お気に入りでかなり重宝して使っています。
が、あえて、更なる満足・嬉しさ・喜びへの期待を込めて、天下の世界のユニクロ様へ、無理・無謀を承知で「こうだったらもっと良いな!」という改善要望を!
- 綿100%!
- ストレッチなし!
- 厚手のオンス(oz)!
- 細身・細めのストレート、スリムストレートの追加(今はスリムフィットのみ)!
- 色・濃さはそのままで、もう少し弱い染色! ≒ 経年変化のしやすさ!
これが揃えば(少し値段が上がったとしても)もっと嬉しくなる!満足度上がる!欲しくなる!
既に十分売れてると思いますが、もっと人気出て売れると(勝手に)思う!
届け!この思い!!ユニクロ愛!!!
補足(購入される際の注意事項)
サイズ感について
通常の生デニム(リジットデニム)は、洗いや防縮等の加工がされていないことから、最初の洗濯(ファーストウォッシュ)後には数インチ縮むため、縮みを考えてサイズ選びをしなければなりませんが、ユニクロのセルビッジデニムはほぼ縮みませんので、いつも穿いているジャストサイズで購入していただいて問題ないと思います!(ただ、コインランドリーで2~3時間かけて高温乾燥させたりするな極端なケースでは多少の縮みは出るそうです。)
裾上げについて
ロールアップをされる方は、余裕をもって裾上げをされる方がよいと思います。短すぎるとロールアップができなくなったり、ロールアップの幅が極端に小さく(細く)なってしまうので。また、縮みを心配して、購入後に一度自分で洗濯をして縮ませてから再度裾上げのために(ユニクロに)出直す方もいらっしゃるようですが(自分自身もそうしましたが)、ユニクロのセルビッジデニムに関しては上記の通りほぼ縮みはないので、買ったその場(ユニクロ)で裾上げをしてもらってもよいかと思います。なお、細部へのこだわり派の方には、通常無料のシングルステッチではなく、有料(税抜280円)のチェーンステッチでの裾上げオススメです。
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